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【第8話デトックス機能の低下と自己治癒力

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デトックス機能の低下と自己治癒力

このデトックス機能の低下と自己治癒力の関係についてみていきましょう。


ここで生体異物という言葉について説明させていただきたいと思います。

今言った重金属や環境汚染物質だけでなく、食べ物や空気中に含まれるいろいろな保存料や添加物や化学物質、これらを総称して生体異物と言います。そしてこれらの生体異物が身体の中に入ってきたときにそれらを解毒する、私たちが本来持っている能力のことをデトックス力あるいは解毒能と言います。


ちょうどコップに水を入れたときに、そのコップの大きさがデトックス力の許容量を示し、その中に入っている水を生体異物の総負荷量と考えることができます。


そしてこの生体異物の総負荷量が、身体のデトックス量、コップの大きさを超えてしまったとき、あふれた水が私たちの身体にいろいろな症状や疾患を起こすということです。


つまりこのコップの大きさよりも水の量が少ないときはコップから水があふれることがありませんから、私たちは元気に健康に過ごすことができます。


ところが何らかの原因でこのコップの水の量がだんだん増えてきて溢れ出したとき、私たちの身体はいろいろな不具合を感じるようになるわけです。


これを実際、腸肝循環、腸と肝臓の関係からみていきましょう。

腸というのは、今も言いましたように私たちのデトックスを司ってくれている非常に重要な器官です。第1の防波堤であるということができます。そしてその第1の防波堤をすり抜けて生体異物が多少身体の中に入ってきても、肝臓という第2の防波堤がこの生体異物を解毒し、胆汁を通じて再び腸の中に排出し、最終的には便の中に排出するのです。


ところが腸の状態が悪くなり、リーキーガット症候群が起こると、この生体異物が身体に入ってくる量が増えてきます。すると肝臓では処理しきれなくなり、肝臓がだんだん疲れてきてデトックス機能が低下したり、身体に入ってくる量の生体異物を解毒しきれなくなってきます。そうすると身体の中にはどんどんどんどんそういう毒素が溜まってくるわけです。


リーキーガットが起こることによって、この内毒素、生体異物が身体の中にどんどん入ってきて、出すことができる量が減ってくると、結局トータルで身体の中にこれらの生体異物が蓄積します。


この蓄積した生体異物は私たちの精密な身体の中に、まるで歯車に砂をばらまいたかのように入り込み、きっちりとした機能ができなくなってくるわけです。

例えばこの歯車を私たちのデトックス機能を帯びているものだと考えてみましょう。


するとこの生体異物が身体の中に入ってくる量が多いことで私たちのデトックス機能自体が低下します。更にそのデトックス機能が低下することでますます私たちの身体に生体異物が蓄積するようになるわけです。このことにより私たちの自己治癒力が低下してくると言えるわけです。


実際にこれらの生体異物が蓄積することによっていろんな症状が起こることがわかってきています。今までははっきりとした原因が分からなかった疾患も、この生体異物が関係していることが多いのです。


ではこれらの生体異物による影響から免れるためにはどのようにしたらいいのでしょうか。

一つは身体に入ってくるこの生体異物の量をできるだけ減らすということが大事です。デトックスというと普通は出す量を増やすというふうに考えられがちですが、入ってくる量を少なくするということも広い意味でのデトックスなのです。

そのためには第1の防波堤である腸内環境を整えることが非常に重要です。さらに身体に入ってきた生体異物を処理することができるデトックス機能、解毒機能自体を高めることが大事です。


これをコップの例にもう一度例えてみると、腸内環境を整えて身体に入ってくる量を減らす治療は、コップの中の水の量をできるだけ減らそうという治療です。


さらに肝臓をはじめとする私達の解毒機能を高める治療というのは、水の量は変わらないけれどもコップを大きくしていこうということなのです。


自己治癒力を高めるための基本的な方針として
・腸内環境を整える。
・身体の中に蓄積している生体異物を除去する。
・肝臓などでのデトックス機能を高める。
この3つをバランスよく行っていくことにより、私たちの身体はクリーンな状態を維持することができるわけです。




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