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【第12話】】腸管カンジダ菌症

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腸管カンジダ菌症

カンジダ菌というのは真菌の一つです。腸内環境が悪くない時にはこちらに示したように胞子の状態で小腸の粘膜のヒダの間にじーっと潜んでいます。ところが腸内環境が悪くなると、この菌糸という枝を伸ばして腸管粘膜にクモの巣を張り巡らせたように広がっていきます。

そしてこの菌糸は、腸管の粘膜を破り、身体の中にいろんな有機酸と言われる毒素を出したり、免疫反応を起こして IgG抗体を作り出します。

カンジダ菌から出るこの有機酸がミトコンドリア機能を低下させ、細胞のエネルギーをつくる力を弱めてしまいます。

腸内環境が乱れることにより、腸管カンジダ症が起こり、有機酸という毒素が産生されミトコンドリア機能が低下してくるわけです。

この検査は、カンジダ菌がどれだけの毒素を身体の中に出しているかというのを調べるカンジダ菌有機酸検査の結果を示したものです。おしっこを見ることによりカンジダ菌から出る有機酸がどの程度あるのかということを調べることができます。この方の場合はかなり大量の有機酸が尿中に排出されているのがわかります。カンジダ菌の除菌を行ってからもう一度この検査で確かめたところ、除菌治療によりカンジダ菌からの有機酸が著明に低下しているのがわかります。

このようにミトコンドリア機能低下の原因になるカンジダ菌増殖の治療効果を検査できちっと確かめてみることができるわけです。

もう一度繰り返しますと、腸内環境が悪化することにより、腸管カンジダ症や生体異物の蓄積が起こり、ミトコンドリア機能低下、自己治癒力の低下が起こるわけです。

いままではこのミトコンドリア機能の低下というものはどのようにしても調べることができませんでしたが、近年この有機酸検査でクエン酸回路代謝産物を調べることによりミトコンドリア機能を調べることができるようになってきました。この図ではクエン酸回路代謝産物が非常に著明に低下しているのがわかります。

つまり、このクエン酸回路のバランスが非常に乱れており、エネルギー産生機能が非常に低下しているのです。




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