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診療内容 [過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎でお悩みの方 ]

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「過敏性腸症候群」「潰瘍性大腸炎」とは

 お腹が痛くなった経験が無い人はいないと思いますが、たいていは「冷えたため」「悪いものを食べたため」など原因が思い当たることがほとんどです。

過敏性腸症候群は、お腹の痛みと不快感、便秘、下痢が続く病気です。しかし、原因が不明なため防ぎ方・治し方がはっきりしておらず、長い期間悩んでいる患者さんが多い病気でもあります。

過敏性腸症候群は命に関わるものではないため、その悩みはなかなか人に理解されません。また、電車の中や会議中などすぐにトイレに行けない場所で急に発症することもあるため不安やストレスを伴うことも多く、患者さんの生活内容の質に大きく影響します。通常は、精神的なストレスが原因とされ、病院に行っても対症療法の薬を出されるだけで、まともに取り合ってもらえないことが多いです。

一方、原因不明のお腹の病気としてもうひとつ潰瘍性大腸炎があります。これは大腸の粘膜が炎症を起こすことで腸壁に潰瘍・びらんができるものです。「炎症性腸疾患」という消化器内科の専門領域で扱われる病気の一つです。腹痛ももちろんありますが、下痢、血便や粘血便など便に明確な症状が出るのが特徴です。大腸内視鏡検査でも特徴的な所見があり、重症の場合は入院して治療をする必要がある場合もあります。潰瘍性大腸炎も過敏性腸症候群と同様にストレスと関係があると言われています。

どちらの病気もいつ発症するか分からず、落ち着いたと思っても再発することがしばしばあります。また同じような症状がずるずると何年も続くこともあり、患者さんの体に大きな負担がかかります。悪化すると体が衰弱し貧血や発熱などを引き起こすこともあるため、決して、ただの腹痛や自分の体質と考えて放置をしてはいけません。


「過敏性腸症候群」「潰瘍性大腸炎」の原因

過敏性腸症候群も潰瘍性大腸炎も明確な原因は分かっていません。しかし原因としてストレスが関わっていると言われています。「腸は心の鏡」という言葉がありますが、科学的にもそれが事実であるということが証明されています。つまり脳がストレスを感知することでその刺激が腸に伝わり、腸管に炎症を起こし症状を引き起こすのです。

そしてこれが繰り返されると腸がどんどん敏感になり、ほんの少しのストレスからすぐに腹痛や下痢などの症状が起るという悪循環が発生します。患者さんは腹痛を極端に恐れるようになり、仕事や通学にも影響が出ます。

ストレス性の腸の病気はある意味「心身症」と言えます。感情表現ができなかったり、ストレスをため込んでしまう性格の人は特にそれが体に出やすくなっています。そのためストレスフルな環境で生活をしている自覚がある場合は、直接的な腸への対処ではなく心療内科などで心身のケアをすることもあります。


「過敏性腸症候群」「潰瘍性大腸炎」の様々な治療法

もし「潰瘍性大腸炎」であると明確に診断された場合は、5—アミノサリチル製剤やステロイド剤などで腸の炎症を静める治療を行います。悪化すると入院や最悪大腸の摘出手術が必要になることもあります。しかしこれらの薬を使った治療も万全ではありません。また薬によって免疫を抑制する治療を続けることで体全体のバランスを崩してしまうこともあります。

一方、検査をしても明らかな異常がなく、原因不明の腹痛や下痢が続く場合は「過敏性腸症候群」に分類されます。「潰瘍性大腸炎」と異なり、内視鏡検査を行っても異常は認められません。その場合は日常生活を送れるように対症療法の薬を飲むことと、ストレスマネジメントの両側からの治療が行われます。過敏性大腸炎の患者さんはまじめな人が多く、自分で気が付かないうちに無理をしていることが多くあります。そのためストレスを客観的に判断し、ストレスをうまく避けたり、腹痛を必要以上に怖がらないという精神的ケアが必要になるのです。

これらの検査を行うことにより、身体の中に何が起こっているのかを詳しく知ることができます。まず、最初に「唾液中コルチゾール検査」を提案しています。


当院の「過敏性腸症候群」「潰瘍性大腸炎」の治療方針

当院では、腸内環境を整えることにより過敏性腸症候群と潰瘍性大腸炎にアプローチします。原因が不明とは言え、腸に何らかのダメージがあるのは明確です。まずはストレスや刺激に簡単に反応しない強い腸を作ることで、症状を抑えていきます。

具体的には、まず最初に腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を減らす治療を行います。次に腸の炎症の程度によってサプリメントで炎症を抑えるサプリメントを投与したり、腸管の炎症の原因となるカンジタ菌を除去します

カンジタ菌は普段は体の免疫防御システムによりおとなしくしていますが、腸内バランスが崩れたり免疫力が低下したりすることで腸内に悪影響を及ぼします。そのため、強い腸を作るためにはカンジタ菌の除去は必須と言えるのです。

実際に、通常の病院での標準的な治療では再発を繰り返していた潰瘍性大腸炎の患者さんが、当院で腸内環境を整え、カンジダ菌の除去を行ってからは再発が見られなくなりました。

どの病院へ行っても治らなかった、人から理解されず悩んでいるという方は一度当院の検査を受けてみてください。


診療のご相談・受診予約について

受診の予約は、①電話での受付と②WEB予約による受付を行っております。病状や診療についてのご相談は、下欄の「ご相談・お問合せフォーム」よりお願いします。電話での相談は受け付けておりませんのでよろしくご了承ください。

当院では診療をご希望の場合は以下の2つの方法で診察が可能です。

  • クリニックを直接受診する方法
  • 遠隔診療(スカイプ、電話)を受ける方法

※診察の流れやFAQ(よくある質問)についてはこちらをご覧ください。


「過敏性腸症候群」「潰瘍性大腸炎」に関する検査について

遅延型フードアレルギー41,800円(税込)
腸管の粘膜が損傷して起こる腸管漏出症候群(リーキーガット症候群)により、食べ物が充分に分解される前に血液中に漏れ出る事により遅延型フードアレルギーが起こります。この検査は遅延型フードアレルギーの程度を見る事により、適切な食事指導を行います。ネット検査可。
41,800円(税込)
遅延型フードアレルギー検査の詳細はこちら
検査の申し込みはこちら
便総合分析検査66,000円(税込)
便を調べる事により腸内細菌叢のバランスや腸管での炎症や消化酵素の分泌の程度、腸管免疫の状態などを調べる事ができます。「腸内環境がどの程度乱れているか」を知る指標となります。ネット検査可。
66,000円(税込)
便総合分析検査の詳細はこちら
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有機酸尿測定48,400円(税込)
尿中の有機酸を測定する事によりカンジダ菌から分泌される様々な有機酸の他にミトコンドリア機能や身体のデトックス能力などを評価する事ができます。
この検査は尿中に含まれる様々な代謝産物を測定する事で身体の中のいろいろな化学反応が正常に働いているのかどうかを調べようと言うものです。ネット検査可。
48,400円(税込)※検査説明代金を含む
有機酸尿測定の詳細はこちら
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