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診療内容 [ 遅延型フードアレルギーの治療・検査について ]

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大切なのは根本的治療

一般的にフードアレルギーの治療にはアレルギーの原因食材を除去するという手法が取られます。しかし、「原因食材を食べない」だけでは根本的な解決にはなりません。一時的に症状が改善することがあっても、再び食べ始めると同じような症状が再発するからです。

原因食材の除去は「応急処置」「一時的な対症療法」なのです。原因食材に影響されないような身体を作るためには腸内環境の改善が重要です。

わたしたちは、「食べないで不調な症状がなくなった」状態ではなく、「何を食べても元気で健康で入れる」状態になれるように根本的治療を提案します。

腸内環境は私たちが体のバランスを保つ上では非常に重要な役割を果たしています。そして、腸内環境が整うと身体は正常な状態に戻り始めます。

まずは遅延型フードアレルギー検査で原因を特定し、自分の身体を整え治すつもりで根本的治療に取り組んでみませんか。


遅延型フードアレルギーについて、もっと知りたい方は 「遅延型フードアレルギーの本当の原因と症状を知っていますか?」ページをご覧ください。


小西統合医療内科からの新しい提案

ネット検索で「遅延型フードアレルギー検査」を検索してみると、医療機関のドクターが「騙されないで」とか「導入しない理由」などといったこの検査に対して否定的な意見を書かれています。

それぞれの記事を読んでみると、非常に合理的で良心的な文章です。書かれてある内容に私も基本的に同感です。

実際に、当院を受診される患者さんの中には、他院でこの検査を行い反応のある食材を全て制限するように指導されたけれど症状が全く良くならないからという理由で受診される方が後を絶ちません。
意味のない食事制限をさせられて、中にはかえって体調を崩してしまわれる方も多くおられます。

実際には、陽性反応のあった食材を除去しても、食べていても何の変化も無い場合が多く、検査をするまでも無く「これを食べると体調が悪くなる」とあらかじめ認識できていることがほとんどなのです。つまり、どの食材にアレルギーがあるかどうかを知る意味でこの検査を行う意味はありません。


問題なのは単純に食物除去を行うこと

遅延型フードアレルギー検査で陽性に出たからといって、必ずしもその食材がアレルギーの原因になっているわけではないということ。さらに、特に小児の場合はこの検査結果から安易に食物除去を行うことで栄養障害などをきたす危険性があるということを知っていただきたいと思います。

実際、これらの弊害を憂いて、2014年日本小児アレルギー学会はこの検査を「推奨しない」と発表しました。

当院では、この検査結果を元に、食事除去を行うということは行なっていません。

検査結果を見た患者さんからは、「反応の出ている食材をやめた方がいいでしょうか?」といつも聞かれますが、私は「その必要はありませんよ。ただ、食べてしんどくなる食材に心当たりがあるのであれば、当面はその食材は避けてください。」と指導しています。

食物アレルギーというのは単に検査結果で陽性が出たからという単純な理由で食物除去をするべきものではありません。

それでもどうしても検査の結果が気になる人に対しては、反応の出た食材をとりあえず2週間だけ制限して見てください。そして、次にまた普通通りに食べるようにして見てください。それで、食べるのを制限した2週間と、再び食べ始めた2週間を比べて、体調に変化があるかどうかを確かめて見てください。」とお話ししています。

もし、ある食材を2週間制限して体調が良くなり、食べ始めてまた体調が悪くなれば、その食材は「食物アレルギー」の原因食材になっている可能性があります。根本的治療であるリーキーガットの治療を行いながらしばらくは控えた方がいいと思います。


遅延型フードアレルギー検査を行う意味

では、「遅延型フードアレルギー検査」を行う本当の意味はなんなのでしょうか?

当院では遅延型フードアレルギー検査を、リーキーガットの程度を評価するために行い、治療の目安に使っています。ある食材で「食物アレルギー」を起こしていたとしても、腸内環境を整えてリーキーガット症候群を治療することで、その食材を食べることができるようになります。もしいつまでも反応が出続けるなら、それは治療がまだ不十分であるということを意味し、別の要因が関係している可能性があるということです。

遅延型フードアレルギー検査は、アレルギーを起こしている食材の特定のためではなく根本的治療への手がかりだということを理解してください。


腸内環境の修復によって症状の改善を

具体的に腸内環境を整えることで症状が改善した症例をご紹介します。

小学校のころから朝起きられず、「起立性調節障害」と診断されていた女性の大学生の方です。中学のころから朝起きれない、昼間も一日中全身倦怠感があり、学校にも通えない状態が続いているということで連携クリニックを受診されました。
アレルギー歴として小学校のころから気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎があります。
「遅延型フードアレルギー」が疑われたため、遅延型フードアレルギー検査を行いました。

下に「遅延型フードアレルギー」検査の一部を示します。黒の横棒が、いろいろな食材に対してのアレルギー反応の程度をしめしています。

一目見て分かるようにほとんどすべての食材に対してかなり強い反応が見られます。
このように「起立性調節障害」と診断されている場合でも、その『根本原因』は腸管のバランスが崩れていることである場合があるのです。

通常、このようなフードアレルギー検査で反応が出る場合は反応のある食材を避けるという指導がなされますが、この患者さんのようにほとんどすべての食材に対して反応が見られる場合、食べるものが無くなってしまいます。


そこで一切の食事制限は行わず、腸管の環境を整える治療を開始しました。治療を開始して2-3か月たったころから全身倦怠感などの症状に改善傾向がみられ、学校にも通えるようになりました。方法を開始後9か月目の遅延型フードアレルギー検査の結果を示します。

(←※画像をクリックして、拡大可)

一切の食事制限を行っていないにも関わらず、フードアレルギー反応の改善が見られます。腸管の修復をきっちりと行えば食事制限をしなくてもフードアレルギー反応は改善するのです。逆に言うと、いくら食事制限をしても根本原因となっている腸内環境を整っていなければ、その場しのぎになってしまうということです。

最初「起立性調節障害」ということでしたが、このように根本原因として、「遅延型フードアレルギー」があり、「起立性調節障害」はその結果であるということです。このような場合は、患者さんに何が起こっているのかを全体的な立場から理解し根本方法を行うことがとても大切です。

※治療の結果には個人差があります。


遅延型フードアレルギー検査について

日本人の食生活にお馴染みの乳製品、野菜、果物、肉、魚、ナッツ、穀類、コーヒー、スパイス、昆布などをバランスよく揃えた、96種類の項目について調べることができます。

検査会社名:USバイオティック社
調べれる食材の項目数:96品目

[自宅用]遅延型フードアレルギー検査費用 34,000円(税別)
遅延型フードアレルギー検査の詳細はこちら
検査の相談、予約はこちら

※検査会社は事前の予告なく変更することがあります。


小西統合医療内科にて検査を希望される方へ

以上のように、この検査はその臨床的意味について正しく理解したうえで解釈する必要があります。現在は、いくつかの検査受託会社で申し込むことが出来ますが、検査結果をどのように解釈すればいいのかは各自の判断に任されており、正しく治療に生かされているとはいえない状況です。

当院では、遅延型フードアレルギー検査を希望される方に検査キットを送付し、自宅で検査をしていただくことが出来ます。 外来受診をしなくても検査を受けていただくことが出来ます。 検査キット発送後のキャンセルは出来ません。

【薬を服用中の方へ】
経口・鼻腔内コルチコステロイド(プレドニゾン、ベクロメタゾン、フルチカゾン、トリアムシノロンなど)、局所コルゾン懸濁液およびクリーム剤のような免疫抑制剤は、抗体検査の結果に影響を与える可能性があります。これらの薬剤を控えていただく推奨期間は4週間です。


診療のご相談・受診予約について

受診の予約は、①電話での受付と②WEB予約による受付を行っております。病状や診療についてのご相談は、下欄の「ご相談・お問合せフォーム」よりお願いします。電話での相談は受け付けておりませんのでよろしくご了承ください。

当院では診療をご希望の場合は以下の2つの方法で診察が可能です。

  • クリニックを直接受診する方法
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※診察の流れやFAQ(よくある質問)についてはこちらをご覧ください。




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